結婚指輪・・・なぜ左手の薬指にはめるの?
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エンゲージリング(婚約指輪)やマリッジリング(結婚指輪) |
これにはいくつかの説があります。
まずは、左手の薬指には心臓につながる愛の血管が
通っているからというもので、これはもっともポピュラーな説です。
それ以外にも、薬指はクリエート(創造)を意味する指といわれ、
こらから新しい世界を2人で築いていくということを象徴している
という説。
また、薬指はあまり使う指ではないため、指輪自体がキズついたり
割れるのを防ぐという、現実的な面からの説もあるようです。
薬指以外にも指にはそれぞれの意味があるといわれています。
意志と望みがかなうことを意味する親指。
導き教える、行動を指示することを意味する人差し指。
直感、インスピレーションを象徴する中指。
チャンスや秘密を意味する小指。
など、はめる指によって
リング自身に意味を持たせることができます。
「いかにもという感じで、薬指にはめるのは恥ずかしい」という気持ち
もあるかもしれませんが、エンゲージリング、マリッジリングは
愛のリングです。
ぜひ、左手の薬指にはめてあげてください。
最後にエンゲージリング(婚約リング)とマリッジリング(結婚リング)の歴史について触れておきましょう。
●エンゲージリング(婚約指輪)の歴史・・・
エンゲージリングのルーツは、紀元前1世紀頃のローマといわれています。人々は婚約の証として「鉄のバンド」を贈っていました。鉄は力の象徴。当時においては、愛の誓いというよりむしろ「契約」の意味合いの方が強かったと思われます。2世紀頃には貴族階級中心にゴールドが普及しますが、鉄の指輪も依然として使用されていました。
860年には、結婚を神聖視していた教皇ニコラス一世が、"婚約発表には婚指輪が必要”という命令を出しました。その内容は、夫となるものは(高価な金属のように)経済的犠牲を払うような指輪を贈らなければならない、というもの。多少無理をしてでも、高価な指輪を婚約者に贈るという伝統はこうして始まりました。
ダイヤモンドのエンゲージリングが記録の中で最初に登場するのは1477年。オーストリアのマクシミリアン大公が最愛のブルゴーニュ公女マリーに贈ったが最初だとされています。「鉄より硬く、火にも燃えない」というキャッチフレーズのもとに、永遠の愛の象徴として使用されたとか。(ダイヤモンドの研磨法が確立するのはもっと後のことで、ダイヤモンド原石が磨かれないままセットされていたようです。)
1503年のヴェネツィアの結婚証明書に、婚約指輪としてダイヤモンドつきの指輪が記載されています。世界で最も硬く美しい宝石−ダイヤモンドは、15世紀近くには人気が高まっていたそうですが、希少で高価なため、一部の特権階級にしか流通していませんでした。 17世紀になって、やっとヨーロッパ中で人気の宝石のひとつになったようです。
最も小さなエンゲージリングとして記録に残っているのは、1518年。イギリスのヘンリー8世の娘、2歳のメアリー王女が、フランス王フランソワ1世の息子との婚約の際に贈られたものです。その小さなゴールドのリングには、高価なダイヤモンドが留められていたといいます。
19世紀中期には、エンゲージリングの主流はゴールドからシルバーに変わります。カトリック教会の方針で結婚の神聖性と処女性が強調されるようになり、ウエディングドレスも色ものから純白にシフトします。それに合わせてエンゲージ、マリッジリングともゴールドよりもシルバーが好まれるようになったのです。
19世紀末にプラチナがヨーロッパ、アメリカで装飾品に使われるようになると、シルバーのようの変色することもなく白さを保ち続けるプラチナは、永遠の純潔の象徴として「天国の貴金属」と呼ばれ、20世紀に入ると婚約・結婚指輪として最もふさわしいともてはやされるようになりました。
●マリッジリング(結婚指輪)の歴史・・・
古代においては、結婚は「契約」。エンゲージリングと同様、「鉄のバンド」がルーツではないかと思われます。
11〜13世紀、キリスト教が広まるとともに、「神への契約のしるし」としての指輪交換の儀式が発生しました。 その教えは、"結婚により神と契約を結ぶことによって、男女は生涯結ばれるのである"というもの。その儀式を見守るのが教会の役目となりました。
マリッジリングのデザインは、当時もシンプルな輪っかが主流。輪は「永遠のシンボル」であり、「超自然的な力が宿っている」と言われていました。ふたりの愛を守る神秘な力があると信じられてきたのでしょう。
※参考までに・・・・内側に小さな詩や愛のメッセージが掘り込まれたポージーリングは、中世からヴィクトリア時代(19世紀)の数世紀にわたって人気を博します。宗教的意味合いから、2人の愛をより大切にする風潮へとシフトして行ったと言えるでしょう。
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